田村久留美プレゼンツ+個展
ゆく年くる年☆DAY OF EVERY YEAR

monade contemporary|単子現代
2025年12月11日(木)~28日(日)|14:00~19:00、木~日
オープニング・レセプション 12月13日(土)18:00~19:00
アーティストトーク 12月27日(土)18:00~19:00
*その他の日:予約制
〒605-0829京都市東山区月見町10-2 八坂ビル地下1階
+ ことばを食べるカフェ みずうみ *併設のカフェもお楽しみいただけます。
よいお年を! あけましておめでとう! 毎年、頼んでもないのに来てしまうこの日この時間このタイミング。どうしようもないくらい大きな暦の中に自分がいることを認識させられ家出がしたくてたまらない。かわいいくらいの逃避行。帰ってきた人も帰りたくない人も帰れない人も。否が応でもロマンスをあなたを期待している。さぁ、今世紀最高のカウンターを!
――田村久留美
〈展覧会情報〉
monade contemporary | 単子現代では、田村久留美プレゼンツによる個展「ゆく年くる年☆DAY OF EVERY YEAR」を開催します(共催:ことばを食べるカフェみずうみ)。
田村はこれまで、路上など公共空間でゲリラ的なパフォーマンスを行うことで、人やもの、場所とのかかわりのなかで起こる出来事に他者を巻き込みながら表現活動を行ってきました。その時々の問題に対して真剣に向き合い、応じるなかで、優しくて愉快な革命にゆるやかに巻き込まれてくださいとロマンスを期待しながら呼びかけます。
本展では、年末から年始にかけた年越しイベント、および個展として、田村が全国各地から招聘したアーティスト、キュレーター、アートマネジャー、表現者、活動家、学生、放浪者らによるイベントを実施するとともに、自身がこれまで発表してきたビデオ作品群を展示します。
アーティストによるパフォーマンスや発表前の作品をめぐる講評会をはじめ、常時進行するボードゲームのコンテクストを背景として、日替わりスナックでのおしゃべりや飲食の提供、瞑想とダンス、24時間耐久DJ、まち歩き、年賀状の募集・展示、初詣などが繰り広げられます。アートシステムの多様なアクターと表現形式が展覧会場に配置されるなかで、各種イベントと展示作品は個人の身体をとおして展開される芸術祭のような様相をとります。
オルタナティブを志向する人々が一つの空間に集うとき、表現や交換の様式はどのように変容し、共有されることになるのでしょうか。まだ見ぬ世界への憧れをもって展開される、ささやかながらもにぎやかな革命にご参加ください。
田村久留美
2000年の早生まれ。香川県出身。秋田公立美術大学アーツ&ルーツ専攻を卒業後、京都市立芸術大学大学院彫刻専攻を修了。主に路上・公共空間でゲリラ的にパフォーマンスを行う。人やモノ、場所なんかの総合的な関わりの中で起こるロマンスを期待している。あたしのために優しくて愉快な革命にゆるやかに巻き込まれてください。など、と。その時々の問題に対して真剣に回答をしています。油を売っています。定期的に「バンドやろうぜ!」をやっています。
主な活動
「やにょとたみっめもぽぁ」(アトリオン、秋田、2021)、「曖昧模糊模糊茫洋茫洋」(オンライン開催、2021)、「サーフィン(ここにあるビーフン)」(千鳥文化ほか、大阪、2022)、「パ」(京都市立芸術大学内小ギャラリー、京都、2023)、「スローイング・スパゲッティ at VOXビル」(VOXビル、京都、2023)、「路地裏の舞台にようこそ」(西成の路上、大阪、2023〜)、「思可牟展」(高松市立塩江美術館、石の民族資料館ほか、香川、2023〜)、「みんなの大同窓会」(Alternasu/オルタナス、秋田、2024)、「スローイング・スパゲッティ at HAPS HOUSE -話し合いのためのパフォーマンス-」(HAPS HOUSE、京都、2024)「お隣から50円引スクラッチ」(HAPS HOUSE、京都、2024)、「スローイング・スパゲッティ at 御殿山生涯学習美術センター、大阪、2024)、「スローイング・スパゲッティat 京都芸術センター」(京都芸術センター、京都、2025)など。その他いろんなイベントやコレクティブに加担している。
https://www.instagram.com/kurumi_tamura/


